予防接種について
予防接種とは、ワクチンを接種して免疫(抗体)をつくることにより病気に対する抵抗力をつけ、発病を予防したり、病状を軽くしたりする方法です。
予防接種には、市町村公費により無料で受けられる「定期予防接種」と自費扱いの「任意予防接種」があります。ただし「定期予防接種」は、受けられる人の対象枠(年齢、住所の制限がある)というものがあり、対象外の方は有料となりますので御了承下さい。
当日の持ち物
接種当日は、母子手帳・問診表、初診の方は保険証も持参下さい。
気を付けること
■受ける前
体調の良いときに受けましょう。又、接種前に病気にかかっていた時はご相談して下さい。
■受けた後
初めての種類のワクチンをうけた時は副反応に気をつけて30分~1時間は様子をみましょう。
■予防接種のスケジュール
スケジュールを立て、ベストなタイミングで接種しましょう。スケジュールの参考は 「KNOW-VPD!VPDを知って、子どもを守ろう」でご覧いただけます。また、診療にいらした際はご相談ください。
インフルエンザ予防接種
インフルエンザワクチンは、感染後に発症する可能性を低減させる効果と、発症した場合の重症化防止に有効と報告されており、日本でもワクチン接種をする方が増加する傾向にあります。〈厚生労働省〉
インフルエンザワクチンについては、65 歳以上の方等1が予防接種法(昭和 23 年法律第 68 号)に基づく定期接種対象者となっています。また、日本感染症学会では、医療関係者、高齢者、ハイリスク群(妊婦等)、小児(特に乳幼児(生後 6 ヶ月以上)から小学校低学年(2 年生))への接種が強く推奨されるとされています。
風しん抗体検査・予防接種
八潮市では、風しんの定期予防接種を受ける機会がなかった昭和37年4月2日~昭和54年4月1日生まれの男性を対象に、抗体検査を実施しています。
また、抗体検査の結果、風しんの抗体が低いことが判明した場合、予防接種を受けることが出来ます。抗体検査・予防接種をご希望の方は当院へご相談ください。
定期接種
当院で行う、子どもの定期接種についてご案内いたします。
子どもの定期接種は予約制となります。接種ご希望の方はお電話でご予約のうえご来院ください。
2024年4月からの変更、追加について
- 「四種混合ワクチン」及び「ヒブワクチン」が「五種混合ワクチン」に変更になります。すでに四種混合ワクチンとヒブワクチンを接種している場合は、それぞれのワクチンを完了まで接種します。
- 小児用肺炎球菌ワクチンは、13価ワクチンから15価ワクチンに変更になります。
子どもの定期接種一覧
- Hib(ヒブ)
- 小児用肺炎球菌
- B型肝炎
- ロタウイルス
- 四種混合:ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ
- 五種混合:ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ・ヒブ
- BCG
- 麻しん風しん混合(MR)
- 水痘(水ぼうそう 子供用)
- 日本脳炎
- 二種混合(DT)
- 不活化ポリオ
- 子宮頸がん
任意接種
ワクチンの種類は下記の通りです。
- おたふく
- 水痘(帯状疱疹)※大人
- インフルエンザ ※例年10月下旬頃から開始
- 破傷風
- 狂犬病 ※海外旅行等に備えての予防的接種はメーカー側からの供給が認められていません
■注意事項
- 任意の予防接種には、接種料金がかかります。
- 高齢者インフルエンザ・肺炎球菌・風しんなど、対象者は定期接種(一部費用の助成あり)となる、成人用のワクチンもございます。接種の際はご確認ください。
- 取り寄せとなるワクチンもございますので、まずクリニックにお問い合わせのうえご予約下さい。