循環器科とは
高血圧、狭心症、心筋梗塞、不整脈、腎不全などの病気を扱っている科です。動悸がする、胸が痛い、脈が飛ぶ、頭が重い、むくみがあるなどの症状をお持ちの方は要注意です。
高血圧
高血圧は、「サイレントキラー(静かなる殺人者)」と称されるほど、自覚症状がほとんどありません。しかし、放置すると脳や心臓の血管に動脈硬化を引き起こし、腎臓の機能低下を招く恐れのある非常に危険な病気です。決して軽視せず、日常的な管理や定期的な検診を心がけることが重要です。
動脈硬化
動脈硬化は、動脈が厚みをまして弾力を失った状態となり、血流がわるくなったり、つまったり、もろくなって破裂したりする症状のことです。
加齢とともにどうしても血管も老化するため、動脈硬化は、年齢を重ねると誰もが起こる現象ですが、高血圧、高血糖、脂質異常症、高尿酸血症やストレス、喫煙などの生活習慣が続くことで進行しやすいと指摘されています。

動脈硬化は全身を巡る血管で起き、起こる場所によって、さまざまな病気の原因になります。たとえば、脳の場合は、脳梗塞や脳出血、心臓の場合は、狭心症、心筋梗塞、大動脈瘤になることもあります。
心臓の動脈である冠動脈が狭くなっていても、自覚症状はないでしょう。気付いた時は、心臓に酸素や栄養が回らなくなっていたり、 最悪のケースは、心臓が停止してしまう・・・そんなことも現実あるのです。
健康な時こそ、定期的な健診へ足を運んでみましょう。また、高血圧、高血糖などを健診で指摘されたら、早めにい医療機関へ相談しましょう。
こんな方は循環器科へ
次のような症状や健康診断で指摘された方は、循環器科の受診をおすすめします。
次の症状がある方
- 動悸がする、脈がとぎれるなどの不整脈
- 虚血性変化と指摘された
- めまいがする、意識がとびそうになる
- 足がむくむ
- 歩くと足が痛くなる
健康診断で次の指摘された方
- 血圧が高い
- 不整脈・心電図の異常
- コレステロール・中性脂肪
- 尿酸が高い
生活習慣病
生活習慣病とは、不適切な生活習慣が長期間にわたって続くことによって発症する病気の総称です。高血圧、糖尿病、高脂血症、肥満症などは、生活習慣病の1つです。
これら生活習慣病は日常生活が治療の場です。患者様のライフスタイルに深く関わる治療を行うため、当院の循環器科では、患者様との密なコミュニケーションを通じて、適切な治療とサポートをいたします。
生活習慣病の予防と特定健診について
生活習慣病の要因には物理的に避けられないものもありますが、自分で改善できるものもあります。「年齢だから仕方がない」と諦めるのではなく、「生活習慣を改善することで予防や進行抑制が可能な病気である」という意識を持つことが重要です。
毎日の食事や運動習慣を少しずつ改善するだけでも、生活習慣病の予防につながります。特に、がん、脳卒中、心臓病、糖尿病、肝臓病などは、長年の悪い生活習慣が引き金となるケースが多いため、若いうちからの予防が効果的です。
生活習慣を見直すきっかけとして、特定健康診査をご活用ください。1年に1回の健診を受けることで、早期発見・予防につなげることが可能です。ぜひご自身の健康管理に、特定健康診査もお役立てください。